eFAX(イーファックス)のデメリットとその解決策まとめ
インターネットFAX業界のトップリーダーであり、当サイトでも人気サービスを相対評価した上で一押ししているeFAX(イーファックス)。果たして死角はないのでしょうか?ここではeFAXを実際に使ってみて感じたデメリットをまとめておきます。
eFAXは世界的に利用されているサービスなので、FAX送信時の番号入力方法が海外と同じ基準になっています。別に難しいものではありませんが、慣れないうちはデメリットになるかもしれません。具体的なルールは次の通り。
国番号(日本なら81で固定)+市外局番(最初の0は入力しない。03なら3のみ入力)+相手のFAX番号
例えば、お相手のFAX番号が06-9876-5432なら、先頭に81を付けて06の0は入力しないので「81698765432」と入力する必要があるわけです。慣れてしまえば全く問題なくなりますが、最初は違和感を感じるかもしれませんね。
eFAXには番号のポータビリティーサービスがないので、基本的には従来のFAX機から切り替えると、新しいFAX番号になります。取引先が多い企業では、番号の変更連絡に手間がかかるデメリットがあります。
ただ、どうしても番号を変更したくない場合は契約している電話会社の転送サービスを利用すれば、FAX機の番号を引き継げます。転送サービスとは今までの番号に着信があると、新しい番号へ転送してくれるサービス。これなら、お相手に番号を変更してもらう手間もありません。
ただし、転送サービスは有料です。設定はeFAXではなく、契約している電話会社で行いますが、例えばNTTの「ボイスワープ」なら月額500円。
このランニングコストをどう捉えるか、取引先数がどれぐらいあるかなど、個々の事情にもよりますが、eFAX導入後の数々のメリットを含めてトータルで考えると、最初の連絡の手間はあるにせよ、この機会に新しい番号に替えてしまった方がプラスにつながるかもしれませんね。
月に150枚以内の受信は無料なので、範囲内のご利用の方には無関係なお話になりますが、eFAXは月に151枚を超えた分の受信は1枚につき10円と有料になります。
他のインターネットFAXは受信無料のところが多いので、膨大な受信数が想定されるなら受信無料のサービスを選んだ方がお得になる可能性もあります。
ただし一方でeFAXには、他社が有料にしている送信(1枚約10円が相場)も月150枚まで無料という大きなメリットがあるので(151枚以降は1枚10円)、どちらが得するか微妙なラインなら、想定される受信数と送信数でシミュレーションする必要があります。
なぜかeFAXは解約が面倒という口コミを見かけることがあります。eFAXでは申込みはインターネットからできるのに対して、解約は電話のみの受付なので何となく不安に感じる方がいるのかもしれません。
でも、実際には電話1本でスムーズに解約できるので全く心配ありません。引き止められるのを懸念する方もいると思いますが、これも一切ありません。詳しくはeFAXは簡単に解約できる?トラブルはない?にまとめたので、気になる方は参照下さいませ。