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耳の不自由な患者様との連絡手段にFAXを活用

■30代女性SさんのFAXコラム

以前私は病院で事務として働いていました。私の仕事はまず患者様から診断書用紙を受け付けて、先生に診断書の作成を依頼します。そして、診断書が出来上がったら患者様へ電話で連絡し、受取りに来ていただくというものでした。

患者様の中で1人、耳の不自由な女性がいらっしゃいました。彼女に「診断書が出来上がり次第連絡します」と筆談で話すと「連絡はFAXにして下さい」との返答。

私は電話で連絡して家族の誰かに伝えればいいかのなと思っていたので「FAXという手段があったか!」とハッとしました。ただ、自宅にFAX機はあるものの、恥ずかしながら、ほとんど使ったことがなかったので、ちゃんと送れるかどうか不安でした。

後日、患者様の診断書が出来上がったので、病院のFAX機の使い方を同僚に教えてもらいながら送信。ちゃんと届いてるか心配していたところ、彼女から「了解しました。受け取りに伺います」との返信FAXが届きました。その一件でFAXの使い方も覚えることができ、勉強になりました。

その後は耳が不自由で自宅にFAXがある患者様には、同じようにFAXで連絡をするようになり、とても重宝されたのを覚えています。

病院をやめて以来、FAXを使う機会はすっかりなくなりましたが、今でも耳が不自由な方との連絡手段に大変便利なツールだと思っています。

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