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思い出すと恥ずかしいFAX送信のミス

■30代男性Nさん

自分は事務職をしているので、取引先の発注や報告などでよくFAXを利用するのですが、新人で会社に入った時はFAX機の操作法が分からず、何回もミスしたことがあります。

一番恥ずかしかった間違いは、取引先へFAXする時、裏表反対で送信していたことです。自分は送信したから大丈夫だと思っていたら、取引先から電話がかかってきて、「早くFAXしてほしい。」と言われ、もう一度送りました。

ところが!また、取引先から電話があり、まだFAXが届いていないと言われたので、これはおかしいと思って上司に「FAXが壊れてますよ」と報告してしまったんです。

上司は「さっき送信した時は問題なかったから、そんなことないだろう」と言って、その上司が取引先に対してFAXをしてくれました。そこで私は気付きました。自分がFAXした時と上司がFAXした時の用紙の裏表が反対だったことに…。

取引先には、真っ白な用紙しか届いてなかったんです。それまでも、きっと同じミスをしていたと思います。

そんなことは誰にも言えず、上司から「FAXできたぞ」と言われたので、お礼だけを言って仕事に戻りました。そして、取引先にFAXが届いたか確認すると届いていると言うので、「うちの会社のFAXの調子が悪いみたいで」と言い訳をして、その場を凌ぎました。

今思い出しただけでも、顔から火がでそうなぐらい恥ずかしいミスでした。

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